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韓国統計庁はこのほど、「2022年国際人口移動統計」を発表した。統計によると、2022年に韓国へ入国した外国人入国者数は前年比+19万2000人(+87.2%)増の41万3000人、出国者数は▲1万9000人(▲7.1%)減の24万5000人だった。
入国者数を国籍別でみると、中国、ベトナム、タイの順に多いことが分かった。これら3か国ですべての外国人入国者の43.9%を占めている。前年比による入国者の増加数ではベトナムがトップで+3万4000人増、次いでタイ(+3万人増)、ネパール(+1万5000人増)となった。
また純流入者数は、中国(2万5000人)、タイとベトナム(いずれも1万7000人)の順だった。前年比の純流入者数ではベトナム(1万7000人)、カザフスタン(1万人)、ウズベキスタン(8000人)となっている。
ベトナム人入国者の在留資格は、永住・結婚などが前年比+22.4%増の34.5%を占め、これに留学・一般研修(▲29.0%減の27.3%)、就業(+12.5%増の27.1%)が続いた。留学・一般研修(33.0%)が最大の中国や、短期(79.1%)が大部分を占めるタイとは異なっている。
一方、外国人出国者数でも中国、ベトナム、タイがトップ3となり、これらの国で全体の49.7%を占めた。