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ホーチミン市のサイゴン川に架かる、1区と同市直轄のトゥードゥック市を結ぶ第2トゥーティエム橋の周辺で朝の運動やサイクリングをしている人々は最近、大量の釘が道路に落ちているのを発見した。釘を踏んだことでタイヤがパンクして、バイクを手で押す人たちの姿もよく見られる。
釘を発見した男性Mさんは、「開通したばかりの橋ですから、最初は施工業者が誤って釘を落としたのかと思っていましたが、何日通っても、その度に道路にばらまかれた釘を見つけます。これは特殊なタイプの釘だと思います。釘が刺さったままスピードを出して走ると非常に危険なので、当局の対応を求めます」と語った。
Mさんたちのグループは、第2トゥーティエム橋に接続する道路で、この数日だけで100本余りの釘を拾った。釘は黒色で、長さは約3cm。他のサイクリンググループも多くの釘を回収した。交通量の多い通りに釘をばらまくというのは、悪質なバイク修理業者がよくやる手口として知られている。
この問題について、トゥーティエム街区人民委員会のグエン・バン・キエン主席は、早急に調査して適切な処理を行うとしている。
なお、第2トゥーティエム橋は4月末、7年の工期を経て開通したばかりだが、開通直後から排水口の金属製蓋の盗難事件が発生するなどトラブルが続いている。