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国連人口基金(UNFPA)はこのほど、2022~2026年のベトナムに対する第10回国家プログラムを承認した。
同プログラムは、2030年までに持続可能な開発目標(SDGs)を達成するための努力により誰一人取り残さないことを目標としている。プログラムの総額は2650万USD(約30億5000万円)となっている。
具体的には、女性と女児、未成年、青年、高齢者、少数民族、移民労働者、障害者、性暴力被害者など、取り残されるリスクのある人への支援を優先する。
UNFPAベトナム事務所の北原直美所長は、今後5年間のUNFPAのイニシアチブにより予防可能な妊産婦の死のないベトナムを目標とするほか、女性や少女に対する性暴力をはじめとする有害な行動の排除を目指すと述べた。