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ホーチミン市でシェアサイクル事業の展開を計画するチーナムグループ(Tri Nam Group)は、同市中心部で11月から公共自転車(コミュニティサイクル)サービス「モバイク(Mobike)」を試験的に導入する。実施期間は1年間を予定。
同事業は当初、今年4月に市人民委員会から試験展開の承認を得ており、8月から試験導入が予定されていたが、ホーチミン市で新型コロナ第4波が急拡大したことを受けて実施が延期となっていた。
同グループは事業展開に向けて計500台の自転車を輸入し、1区の各通りに43か所のサイクルポートを設置。輸入する自転車500台のうち388台を事業に投入し、残りは予備とする。
人々の往来需要に応えるべく、サイクルポートは、バス停や公園、観光スポットの近くに設置される。各サイクルポートの面積は10~15m2で、10~20台の自転車を配置。シェアサイクルには、スマートロックやGPS機能を搭載。当面のサービス料は30分5000VND(約25円)、1時間1万VND(約50円)となっている。