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ホーチミン市教育訓練局のグエン・バン・ヒエウ局長は7日、2022年1月から各学校での対面授業を再開する方針を明らかにした。
現在、約1500校が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策関連の施設として使用されているが、11月半ばまでに順次学校側に返還される見通しで、消毒や修繕などを行って授業再開に備えるという。
ヒエウ局長は「新型コロナ感染を抑制し、各学校が安全評価基準を満たして、市人民委員会の承認を得られれば、来年1月から対面授業を再開する」と述べた。
市教育訓練局は先月、学校再開のための安全評価基準案を市人民委員会に提出した。基準には、◇教員は授業再開の2週間以上前に2回のワクチン接種を終えていること、◇対面授業は強制ではないこと、◇登校できない生徒のためにオンライン授業も維持することなどが含まれる。
市内の学校の新年度(2021~2022年度)の生徒数は171万人、学校数は約2400校。オンライン授業を受けている生徒の比率は、小学校が97.7%、中学校が99.8%に上っている。