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国境警備隊は、2021年1~4月期に不法出入国3200件を摘発し、1万7600人を逮捕したことを明らかにした。
不法出入国者のうち、1万6800人がベトナム人、664人が中国人で、残りはラオスやカンボジア、ナイジェリアなどの国籍だった。
カンボジアとラオスとの国境地域と比べて、中国国境地域は不法出入国の事案が深刻で、1700件・1万4000人が摘発されている。カンボジアとラオスとの国境地域で摘発された人数はそれぞれ2500人、1000人だった。
不法出入国の事案のうち、52件は刑事事件として立件され、関与した容疑者127人が捜査対象となった。このほか、9200人余りは行政処分として計300億VND(約1億4300万円)の罰金を科された。
不法入国のみをみると、同期間に摘発された件数は2586件、逮捕された人数は1万1200人余りだった。