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西北部地方イエンバイ省保健局は27日午前、インドから入国したインド人専門家らが宿泊している同省のホテルの従業員(男性・63歳)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性となったと明らかにした。
同省保健局は26日、すでに感染が判明しているインド人専門家4人の接触者(F1)7人の4回目の検査と、F1に該当するホテル従業員1人と同ホテルを担当している医療関係者1人の2回目の検査を行ったところ、ホテル従業員1人が陽性となった。残る8人はいずれも陰性だったが、引き続き隔離措置を受けている。
このホテルはイエンバイ市にあるニューグエット2(Nhu Nguyet 2)で、従業員の男性は14日にベトナムに入国したインド人専門家の団体(うち4人が陽性)と接触があった。ただし、男性はホテルで感染者と接触してから隔離措置を受けていたため、感染が広がる危険性は低いとみられる。
保健省の発表によると、27日午前の時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は2852人(新規感染者のホテル従業員含まず)、死者数は35人となっている。
新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、3月8日から4月26日までに計25万9736人が接種した。直近数日間で接種人数は急増しており、26日だけで42省・市の5万0104人が接種した。