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保健省の発表によると、19日午前の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)累計感染者数は2785人、死者数は35人となっている。市中感染は3月25日以降発表されていない。
新規感染者はいずれも海外からの入国者で、12日午後から19日午前までの1週間に+89人増えた。89人のうち39人は日本からの入国者(いずれもベトナム人)だった。
第3波の震源地となった北部紅河デルタ地方ハイズオン省では、同省熱帯病病院に入院していた最後の新型コロナ患者が16日午前に退院した。この患者は2月25日に第2仮設病院に入院したが、仮設病院の解体に伴い3月28日に同省熱帯病病院に転院した。
新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、3月8日から4月18日午後4時までに22省・市の7万9182人がワクチンの接種を受けた。優先接種対象者は医療関係者に加え、保健省、国防省、公安省の関係者らにも拡大している。
保健省は、これまでにベトナムが調達したワクチンの使用期限が5月31日に迫っていることから、配分済みのワクチンの接種を5月5日までに終えるよう指導している。