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1月28日以降に広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第3波の震源地となっている北部紅河デルタ地方ハイズオン省では、来る3月3日午前0時より、首相指示第16号/CT-TTgに沿った最も厳しい社会的隔離措置を終了する。
1日午前に開かれた同省共産党委員会の会合でファム・スアン・タン書記が現状を踏まえ、「最も厳しい社会的隔離措置の延長は必要なし」と結論付けた。
今後はそれぞれの状況に合わせて、省内12の行政区を2つのグループに分け、3日以降は、◇キンモン郡(huyen Kinh Mon)、◇キムタイン郡(huyen Kim Thanh)、◇カムザン郡(huyen Cam Giang)、◇ハイズオン市(TP. Hai Duong)の4行政区で首相指示第16号/CT-TTgより規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用。
残りの8行政区では、首相指示第19号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置をそれぞれ適用する。
首相指示第16号/CT-TTgに沿った最も厳しい社会的隔離措置は終了するものの、封鎖対象となっている場所は引き続き封鎖を継続する。
新型コロナの再燃により、同省は過去最大の震源地となっている。1月28日以降、全国では849人の感染者が確認されているが、このうち、同省の感染者数が665人で全体の78%を占めている。