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北中部地方トゥアティエン・フエ省フォンディエン郡フォンスアン村(xa Phong Xuan, huyen Phong Dien)で建設中の第3ラオチャン(Rao Trang 3)水力発電所で地滑りが発生して、作業中の労働者たちが生き埋めになった。
事故の知らせがあったのは12日午後だが、電波が弱いせいか電池切れかで通話は途中で途絶えてしまった。通報を受けた省当局は救助隊を派遣したが、現場までの道のりは、熱帯低気圧による大雨のせいで地滑りと地下水の上昇が発生しており、同日中に事故現場までたどり着くことが出来なかった。さらに、事故現場付近は電波状況も悪く、最新情報が入りにくい状況だった。
なお、13日昼ごろに救助隊から入った最新の連絡によると、約30人が生き埋めなどの被害に遭っており、既に死者も出ているとのこと。
このうち17人は同水力発電所の労働者、残りは本日未明に連絡を絶った救助隊メンバーで、第4軍区副指令部のグエン・バン・マン少将も含まれる。派遣された救助隊は21人だったが、現在も連絡が取れているのは8人のみ。事故現場に向かう途中、新たに発生した地滑りで生き埋めになったとされている。