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ハノイ市ドンダー区ランハ街区(phuong Lang Ha)フイントゥックカン(Huynh Thuc Khang)通りにあるベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)の支店で27日午前に発生した強盗事件に関連し、同市警察刑事警察部は29日、実行犯2人を逮捕したことを明らかにした。
実行犯は、フン・フウ・マイン容疑者(男・23歳、バーディン区在住)とホアン・ゴック容疑者(男・42歳、ホアンキエム区在住)の2人。マイン容疑者は28日深夜にドンダー区で、ゴック容疑者は29日未明に北部紅河デルタ地方ハイフォン市で潜伏しているところを逮捕された。
ゴック容疑者は経営が破綻し多額の借金を抱えたことから銀行強盗を企み、マイン容疑者に共謀を依頼したという。
事件当日、2人はマスクを着用して店内に押し入ると、手製の拳銃を取り出して威嚇発砲し、現金9億4200万VND(約435万円)を奪った。その後、現金自動預け払い機(ATM)で現金を引き出していた市民のバイクを奪って逃走。追跡を阻止するため、店舗前に手りゅう弾を投げ捨てたが、不発だった。
同事件をめぐり、警察は裏付け捜査を進めている。