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南中部沿岸地方ニントゥアン省ファンラン・タップチャム市にあるニントゥアン省博物館は、来館者の需要に応えるため、QRコードを活用した展示物解説を導入した。
来館者は、スマートフォンを館内の無料Wi-Fiに接続し、ダウンロードしたQRコードスキャンアプリで展示物のQRコードを読み取るだけで、展示物の関連情報がスマートフォンに表示される。
ニントゥアン省博物館は引き続き展示物の写真や解説内容を収集・更新していく。また、スマートフォン向けアプリで音声ガイドを利用できるようにするほか、QRコードを通じた展示物解説の多言語化なども検討するという。
ニントゥアン省博物館は2012年に開館した。4階建てで、約4万点の遺物や資料、写真を所蔵している。2019年の来館者数は3万人を超えた。