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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会によると、21日午前の新規感染者の報告はゼロ人だった。これでベトナムは直近5日間連続で新規感染者がゼロ人となっており、着実に終息に向かって進んでいる。
ベトナム国内ではこれまでに累計268人(ベトナム人221人、外国人47人)の感染者が確認され、このうち214人が回復して退院済み。重症化した患者もいたが、その後に回復しており、ここまで新型コロナによる死者は1人も出ていない。
ベトナム政府は4月1日より全国で15日間の社会的隔離措置を適用。同措置の実施以降、新規感染者は減少傾向にある。当初15日までの実施を予定していた同措置だが、その後、ハノイ市とホーチミン市を含む28省・市で4月22日まで延長することが決定した。
一方、新型コロナの感染拡大が深刻化している日本は20日、1日としては過去最多となる25人が死亡。感染者数は累計1万1137人に上り、これまでに276人が死亡している。
なお、東南アジア地域でも感染は広がっており、特にシンガポール、インドネシア、フィリピン、マレーシアの感染者が多くなっている。4月21日午前7時時点のASEAN地域の感染者および死者数は下記の通り。※( )内は死者数
シンガポール:8014人(11人)
インドネシア:6760人(590人)
フィリピン:6459人(428人)
マレーシア:5435人(89人)
タイ:2794人(47人)
ベトナム:268人(0人)
ブルネイ:138人(1人)
カンボジア:122人(0人)
ミャンマー:119人(5人)
東ティモール:22人(0人)
ラオス:19人(0人)