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東北部地方クアンニン省ティエンイエン郡(huyen Tien Yen)人民裁判所は10日、公務執行者に暴行を加えたとして公務執行妨害罪に問われていたダオ・スアン・アイン被告(男・30歳)に対し、禁固9か月の有罪判決を下した。
起訴状によると、4日16時ごろ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に当たっていたパトロール隊が、マスクを着用していなかったアイン被告にマスクを着用するよう求めたところ、同被告に罵られた上にベトナム人民軍のデザインの硬い帽子で殴られた。
アイン被告はその後帰宅し、翌5日午前9時半ごろに同郡警察に出頭した。事件を重く見た同郡人民検察院は、同被告が公務執行を妨害し刑事法第330条に触れたとして、6日に逮捕を指示した。
裁判所は抑止力が必要だとして禁固刑を下した。新型コロナウイルス感染症に関連する公務執行妨害で禁固刑が下されたのはこれが初めてのケースとなった。