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2日、ベトナムと香港を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」のS1支線にトラブルが発生した。携帯通信最大手の国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)が明らかにした。
これにより、AAGのS1支線を通じたベトナムから海外へのインターネットアクセスに影響が出ているが、通信事業者は一部の接続を迂回ルートに切り替えて対応しているため、トラブルによるインターネットアクセスに対する影響は限定的だ。
復旧作業についての情報は明らかにされていない。
なお、ベトテルは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響拡大に伴うオンライン学習や自宅勤務の需要急増に対応するため、2日からインターネット契約者全員に対し追加料金なしで通信量を既存契約の2倍に増やしたばかりだ。
なお、AAGの復旧作業は4月17日から21日にかけて行われることが明らかとなった。翌22日には完全に復旧する見通し。
※最終更新:2020年4月9日 16:43JST