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グエン・スアン・フック首相は、外国人がベトナムで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療を受けた場合に治療費を徴収することを決め、監督機関に対し法規に従って方法を具体化するよう指示した。COVID-19予防国家指導委員会の提言を受けた決定で、政府官房が14日に発表した。
政府はまた、◇医療保険に加入していない人が新型ウイルスに感染した場合の治療費は政府予算から、医療保険加入者の治療費は医療保険基金からそれぞれ支出すること、◇保健省が自主的健康申告を展開するにあたって、まずは感染が発生している地域、特に大都市で実施し、申告情報を厳格に管理すること、◇入国者に対する義務的健康申告の効果的な実施方法を保健省が指導することを決めた。
ハノイ市人民委員会は14日、3月1日以降に感染発生地域からハノイ市に入り現在も市内に在住しているベトナム人に対し、感染検査を義務付けると発表した。対象者は、ノイバイ国際空港から直接入国した人や国内の他の空港で入国してからノイバイ国際空港に到着した人、および陸路・鉄路・水路などの交通機関で入国した人。該当者は自分で保健当局に連絡する必要がある。感染検査費用は市が負担する。