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11月21日、ホーチミン市9区フオックロンB街区109通りの路地に「パクハンソ通り(duong Park Hang Seo)」と書かれた標識が出現して人々を驚かせた。パク・ハンソと言えば、今やベトナムで最も有名な外国人。サッカー男子ベトナム代表の監督として、この2年間でチームを数々の栄光に導いた韓国の名将であり、国民的英雄である。
この路地に住んでいるTさんによると、11月21日の夕方頃に2人の人物が電柱に標識を取り付けているのを目撃したが、何が書かれているかは気にしていなかったという。翌日この標識が当局によって取り外されるのを見て初めて「パクハンソ通り」の文字を確認した。路地の住民は標識の設置について何も知らされておらず、また標識を取り付けた2人は路地の住人ではなかったという。
地元住民から通報を受けた同街区人民委員会は翌朝になって問題の標識を取り外した。人民委員会は、「現時点で標識を取り付けた人物の身元は判明していないが、無断で通り名の標識を取り付けるのは違法行為である」と強調した。
因みに、「パクハンソ通り」の標識を撮影した画像がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に投稿されると、瞬く間に1600件もの「いいね!」が付き、200件以上もシェアされた。
なお、パク・ハンソ監督率いるベトナム代表は11月19日にハノイ市ミーディン国立競技場で行われたFIFAワールドカップ・アジア2次予選のグループG第5節で西野朗監督率いるタイ代表と対戦して0-0で引き分けた。この結果でベトナム代表は同組首位をキープし、初の最終予選進出に一歩前進した。