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ハノイ市カウザイ区(quan Cau Giay)にある小中一貫校「ゲートウェイ・インターナショナル・スクール(Gateway International School)」のスクールバスで登校した6歳男児がバスの中に置き去りにされて死亡した事故で、区人民検察院は26日、同校生徒管理担当のグエン・ビック・クイ容疑者(女・54歳、同区在住)を在宅起訴した。
クイ容疑者は、刑事法第128条に触れたとされ、過失致死容疑で捜査を受けている。同条では、1人を死亡に至らせた場合の量刑は、執行猶予付き禁固3年まで、または1年~5年の禁固刑と規定している。
この事故で死亡したのは、小学1年生のL・H・L君(同区在住)。事故が起きたのは、L君が入学してわずか2日目のことで、同容疑者にとっても2日目の出勤日だった。事故当日の登校時には赤い服を身に着けていたL君だったが、9時間後の発見時は白い服を身に着けて運転席の後ろに倒れていた。
クイ容疑者は警察の取り調べに対し、生徒を学校へ送り出す際、車内を確認して担任教師に生徒全員を引き渡し、これに関する書類にも署名したと供述している。
この事故を巡っては、死亡したL君が発見時に身に着けていた服が、登校時の服と異なっているなど不明な点が多く残されている。