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ホーチミン市人民委員会は12日に開催された2019年の人口住宅国勢調査に関する会議で、同市の人口の自然増加率が他の多くの地方を下回っている一方、社会増加率が高まっていることを明らかにした。
ホーチミン市は人口約870万人で、全国で最も人口の多い地域となっている。この数年に同市の人口は毎年+20万~40万人増加しており、中でも他の地域からの転入が多い。こうした人口の急増は、都市インフラへの圧力を高めるほか、渋滞、洪水、環境汚染などの多くの社会問題を引き起こしている。
人口住宅国勢調査は2019年4月1日から行われる。同調査は、同市の社会経済発展計画を策定するためのデータを提供し、市民の生活の質を向上させるものと見込まれている。
なお、人口増加は、出生数と死亡数のプラスの差による自然増加と、人口移動つまり転出入のプラスの差による社会増加に大別される。