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労働傷病兵社会省海外労働管理局の発表によると、韓国に不法滞在していたベトナム人で、2018年上半期にベトナムに帰国した人は1506人に上った。このうち自主的に帰国したのは988人、拘束され強制退去処分を受けた人は518人だった。
在韓国のベトナム労働管理委員会の報告と韓国当局の統計によると、6月末時点で「雇用許可(EPS)プログラム」に従って韓国に派遣されて働いているベトナム人労働者は3万8331人、漁船乗組員は7067人、専門技術労働者は1788人に上る。韓国は今年、製造業分野でベトナム人労働者6300人を受け入れる計画とされている。
海外労働管理局のグエン・ザー・リエム副局長は、「海外労働管理局はこれまで一部の地方で地元当局や報道機関と共に、韓国に派遣される労働者が契約した期限通りに帰国するよう呼びかける会議を開催してきた。今後、派遣労働者の多い郡や村で会議を開く予定だ」と話した。
ベトナム政府は、韓国に派遣された労働者が失踪し不法滞在するのを防止するため、保証金制度や違反があった場合の厳格な処分を継続する。不法滞在者の比率の多い地方では労働者派遣を停止する。