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ダー川からハノイ市までを結ぶ導水管の度重なる破裂事故と敷設プロジェクトにおける建設規定違反事件で、捜査当局は捜査を完了し、人民検察院に書類を送致した。
それによると、同事件に関与した被告9人はいずれも「建設規定に違反し甚大な損害をもたらした罪」に問われて近く開かれる裁判に出廷する。最大で禁固10年の判決を言い渡される可能性もある。
被告9人には、ビナコネックス[VCG](Vinaconex)のダー川導水管敷設プロジェクト管理委員会の元委員長ホアン・テー・チュン被告とダー川導水管敷設プロジェクトに導水管を供給したVCG系列企業のビナコネックスガラス繊維強化プラスチック管社(Vinaconex Glass Fiber Reinforced Polyester Pipe)の元社長チャン・カオ・バン被告が含まれている。
この導水管は直径1.6mで、2006年に着工、2009年に完成した。敷設されてから2016年10月までに発生した破裂事故は20回に上り、毎回ハノイ市の約17万7000世帯が断水などの影響を受けていた。度重なる破裂事故の原因は、導水管に使用しているガラス繊維強化プラスチック管が丈夫でないことと見られている。