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南中部沿岸地方ダナン市では11月5日から、第25回アジア太平洋経済協力(APEC)リーダーズウィークが始まる。この期間中、21か国・地域の代表1万人余りとメディア関係者数千人がダナン市を訪れる。
APECリーダーズウィークは、ベトナムの国土と国民のイメージを世界に広めると共に、ベトナムとの取引や投資の機会を増やし、ベトナムの国際的な地位向上につながると期待されている。
ダナン市民は、フレンドリーな態度で訪問客を迎えることで、ダナンの自然の美しさばかりでなく、市民の温かな心が世界の人々に伝わると考えている。市民のグエン・ベト・ズンさんは「APEC首脳会議をきっかけにして、ダナンへの観光客や投資が増えることを希望しています」と話した。
APECの各会議では、多くの大学生がボランティアとして協力している。ダナン建築大学の学生グエン・ロン・ビンさんは「レセプション係を担当します。ダナンの代表としてAPECの会議で働くことを光栄に思います」と語った。
ベトナムがAPECの議長国になるのは、2006年に次いで2回目。議長国になった年には、1年間にわたって様々な国際的な会議やイベントが開催され、APECリーダーズウィークは最終のメインイベントという位置付けになる。