(C) Thuan Thang, Tuoi Tre |
ホーチミン市のディン・ラ・タン党委書記とレ・タイン・リエム人民委員会副主席をはじめとする同市幹部の一団が6日、10日間の日本訪問に出発した。
一団は日本滞在中、東京、名古屋、長野、松本、神戸、大阪などを回り、駐日本・ベトナム大使館や中央・地方官庁、国際協力機構(JICA)を表敬訪問するほか、官民パートナーシップのモデル企業、新幹線や自動料金精算機の製造企業、ハイテク農業地域を訪問する。
12日には「兵庫県―ホーチミン市経済提携推進セミナー」、13日には大阪で「ホーチミン市デー」の開幕式と、「ホーチミン市貿易投資・観光セミナー」が開催される。セミナーには同市から訪日する企業団とのビジネス交流会も催される予定。
2017年は1月に安倍晋三首相、2月に天皇皇后両陛下がベトナムを訪問しており、まもなく参議院・衆議院の一団のベトナム訪問が計画されている。ベトナムからも政治局員や政府高官が日本を訪問しており、グエン・スアン・フック首相も日本訪問を控えている。
タン党委書記は、ホーチミン市は日本との提携関係が良好な都市のひとつであり、日越両国の関係構築の上で基礎となっているとし、駐日本・ベトナム大使館に対してホーチミン市と日本の各都市との提携推進を要請した。
日本はホーチミン市における投資国の6位から4位へ順位を上げており、投資案件数は1000案件を超え投資総額も35億5000万USD超(約3940億円)に上る。