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インドのニューデリーで11月25日から27日まで開催された世界最大級の学生国際ロボットコンテスト「ワールド・ロボット・オリンピアード2016(WRO 2016)」国際大会で、ベトナムのチームが自律型ロボットの制御を競うレギュラーカテゴリー小学生部門(12歳以下)で銅メダルを獲得した。ベトナムは今回、4回目の出場で初の入賞を果たした。
ベトナム代表として出場した11チームのうち「第1ベトロボット(Viet Robot 1)」チームが決勝に進み、他の国々の15チームと対戦した。「第1ベトロボット」チームのメンバーは、ボー・ティエット・クアンさん(ウェルスプリングサイゴン中学校)、グエン・フウ・ティエンさん(同)、レ・ズイ・ラムさん(グエンバントー中学校)の3人。
今回のコンテストには、世界60か国・地域の400チームの小中高生2万人余りが出場した。今回、ベトナムのほかに米国や日本、ドイツ、インドなどが出場した。日本代表チームは、愛媛県立八幡浜工業高等学校がレギュラーカテゴリー高校生部門で金メダル、福岡県立香椎工業高等学校がテーマに従ったロボットを発表するオープンカテゴリー高校生部門で銅メダルを獲得した。
WROは、自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストで、2004年から毎年開催されている。世界中の小中高生が各々ロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競い合う。