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米国でベトナム人の兄弟が小さな寝室4部屋を備えた車「Nappify(ナッピファイ)」を設計し、1回13USD(約1352円)で昼寝の場所を提供するサービスを開始した。
米国人は昼寝をする人が少なく、大抵はコーヒーやエナジードリンクを飲んで眠気を覚ましているが、健康には良いとは言えない。そこで米国の大学で経営学を学んだ兄のケビン・ファム(Kevin Pham)さんと弟のケン・ファム(Ken Pham)さんは、この移動式昼寝サービスを思いついた。
4万USD(約416万円)でトラックを購入し、車内にエアコンを完備した寝室4部屋を設けた。サービスは1回45分、サービス時間が終了すると寝室の電気が点灯する仕組みになっている。この画期的なサービスに協賛を申し出る投資家も多数現れたという。
これまでにインターネット検索大手の米グーグル(Google)やサムスン(Samsung)米国本社では社員向けに昼寝用の椅子を設けたが、ファム兄弟のナッピファイは個室でより快適に昼寝ができ、サービス後には清掃が入るので清潔だ。
地域住民からの反響も大きく、客の中にはサービスを2時間に延長し、接客スタッフにチップを渡した徹夜明けの学生もいたそう。