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ハノイ市にあるベトナム国家歴史博物館は22日、ベトナム政府から1等労働勲章を受章した。同館は1等労働勲章受章と開館5周年を記念する式典を開催し、ブー・ドゥック・ダム副首相から勲章を授与された。
同館は2011年、首相決定第1674号/ QD-TTgに基づいてベトナム歴史博物館とベトナム革命博物館を統合し、新たな博物館として開館したもの。
グエン・ゴック・ティエン文化スポーツ観光相は式典で、「ベトナム国家歴史博物館は、ベトナム民族の貴重な歴史的・文化的遺産及び20万点以上に及ぶ遺物の保存と活用という重責を担っている。同館は、ベトナムの国や人々、文化、歴史、イメージなどを世界に発信する上で大きく貢献してきた」と同館の5年間の活動を評価した。
また、ティエン文化スポーツ観光相は、収蔵品の研究や収集、保存、活用に科学技術を応用すると共に、展示内容・形式の向上や人材育成などに注力し、全国の博物館の代表としての役割を維持してほしいと述べた。
同日、同館では企画展「ドイモイ(刷新)―夢の旅路(Doi moi-Journey of Dreams)」が開幕した。1986年12月の第6回共産党大会で提起されたスローガン「ドイモイ」から30年間にわたるベトナムの変化を象徴する資料や遺物、写真など200点以上が展示されている。