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23日17時30分頃、ホーチミン市タンフー区フートホア街区ルイバンビック通り785/1番地のマンション「サコムリアル584(Sacomreal 584)」でエレベーターが停止し、乗っていた16人が約30分にわたり閉じ込められる事故が発生した。
この事故で、乗っていた16人のうち4人がショックや窒息により気を失い現場で応急処置を受けたが、残る12人は全員無事だった。応急処置を受けた4人も回復し、命に別状はないことが確認された。
乗客によると、事故発生直前、上階の自宅に向かおうと16人が1階でエレベーターに乗った。エレベーターは約30cm上昇したところで停止し、緊急ボタンを押しても扉が開かなかったという。マンションの管理人は住民と協力して扉をこじ開けようと試みたが、失敗。通報を受けて現場に駆けつけた同区の消防士らが扉を壊して、18時に16人を救出した。
住民によると、同マンションのエレベーターはたびたび故障しており、今回の事故の3日前にも3人が閉じ込められる事故が発生したという。この事故では、マンションの管理人が住民と共に扉をこじ開けて3人を救出した。