(C) vnexpress, フンブオン通りのレストラン |
南中部沿岸地方カインホア省人民委員会はこのほど、関連機関に対して、同省ニャチャン市の各通りに並ぶレストランやマッサージ店、土産物店などで看板広告表記の調査を行い、広告法に違反した外国語の看板広告を摘発・処分し、12月5日までに結果を報告するよう指導した。
広告法では、看板広告に表記する文字はベトナム語でなければならず、外国語を併記する場合は文字サイズをベトナム語の4分の3以下に小さくし、ベトナム語の下に配置しなければならないと規定している。
しかしニャチャン市は、国内有数の観光地として外国人の間でも人気を集めており、中でも中国人とロシア人の観光客が最も多く訪れている。そのため、レストランなどの店舗経営者らは外国人客を引き付けようと、規定を無視して看板からメニュー、値段まで中国語やロシア語で表記している。
同市のグエン・ティエン・トゥアット(Nguyen Thien Thuat)通り、フンブオン(Hung Vuong)通り、チャンクアンカイ(Tran Quang Khai)通り、グエンティミンカイ(Nguyen Thi Minh Khai)通りなど、外国人をターゲットとした店舗が数多く集まる通りには中国語やロシア語の看板広告がずらりと並び、まるでチャイナタウンかロシアタウンかのようになっている。