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13日午前3時30分ごろ、ダー川からハノイ市までを結ぶ直径1.6mの導水管が破裂する事故が再び発生した。同導水管の破裂事故は、2009年に敷設されて以来今回で13回目。
この事故により、同市の◇ドンダー区、◇バーディン区、◇ハドン区、◇タインスアン区、◇ホアンマイ区、◇ナムトゥーリエム区、◇バックトゥーリエム区などの約7万世帯が影響を受けた。
15日までに同導水管は復旧したが、今もなお一部地域で水道水が不足している。水道水の供給は断続的で1回の供給量も少ないため、住民らは調理のみに水道水を使用し、野菜などを洗った水でトイレを流すなどして、わずかな水道水をやりくりしている。
度重なる破裂事故を受けてビナコネックス[VCG](Vinaconex)は、ダー川からハノイ市までを結ぶ第2ダー川導水管を10月にも着工する計画だ。第2導水管は、2016年6月に完成する見通し。週末にもハノイ市とVCGの間で第2導水管建設に向けた会合が開かれる。