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南中部沿岸地方ダナン市における通りの命名・改名及び公共事業評議会は6日、ベトナムが領有権を主張する南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)の各島の名称を一部の通りに冠する草案を策定した。
それによると、レバンヒエン通りからチュオンズオン通り(ナムティエンソン居住区)に至る全長640m、幅10.5mの区間は、同諸島最北端のルオイリエム群島に属する環礁にちなんで「ダーバック島 (英名:ノースリーフ島、中国名:北礁島) 通り」と命名する。
また、チュオンサ通りからレバンヒエン通りに至る全長600m、幅15mの区間(グーハインソン区ホアハイ地区)は、同諸島最大の島の1つ「フーラム島(英名:ウッディー島、中国名:永興島)」とする。なお、フーラム島にはこのほど中国の軍用空港が完成したばかりだ。また同地区では、全長320m、幅5.5mの通りを「フーニャット島(英名:ロバートアイランド島、中国名:甘泉島)通り」とする。
このほか、同市ソンチャー区のボーバンキエット通りからグエンズイヒエウ通りに至る全長735mの区間を「クアンアイン島(英名:マネーアイランド島、中国名:金銀島)」と命名するなど、同草案には多数の案が盛り込まれている。