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ハノイ市人民委員会はこのほど、FPT情報通信[FPT]傘下FPT大学の取締役会の提案により、35歳のダム・クアン・ミン氏をFPT大学の新学長として公認した。これによってミン氏は、ベトナム最年少の学長となった。
ミン氏はこれまでに、FPT傘下の短期大学FPT Polytechnic の設立に携わったほか、同短期大学の学長を始めとしていくつもの要職に就いてきた。FPT入社前には、米国の教育機関Institute of American Education(IAE)の副主席兼最高執行責任者(COO)やハノイ国家大学の教授なども務めていた。2007年には、ドイツのグライフスバルト大学で地球科学の博士号を取得している。
FPT大学は、グローバル化に伴い教育方針を更に発展させていくべく、ベトナムにおける人材育成を目標としている。今回、グローバルに活躍してきた経験のある若手人材を新学長に選出したことも、同社のグローバル化を目指す動きの一環だという。
なお、同大学のレ・チュオン・トゥン元学長は、引き続き同大学取締役会会長を務める。