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中部・中部高原地方初となるがん専門治療施設、ダナン市がん病院が15日より正式に診療を開始した。がんの診断・治療、がん予防事業のほか、がん分野の研究や人材の育成も行う。15日付ベトナムプラスが報じた。
ダナン市がん病院は各組織や個人、企業からの寄付と同市人民委員会の予算により2009年に着工、総費用は1兆3000億ドン(約56億円)となった。ベッド数500床の規模で、最新のCTスキャン、MRI、超音波診断装置、放射線治療装置などを完備。病院の設計はホテルのように快適で利便性の高いつくりとなっている。
またこの病院では貧困世帯のがん患者のために無料で食事を提供するほか、医療費減免制度を実施する。当面はクアンナム省(南中部)とダナン市からの貧困患者のみが対象となる。