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ハノイ市バーディン区ディエンビエン地区グエンタイホック通り124番地にある貴金属店で21日午前11時頃、強盗が持ち込んだ手製爆弾が爆発し、数人が負傷した事件で、同市公安は東北部バクザン省イエンズン郡在住のタ・バン・タイン容疑者(男性:25歳)を逮捕した。トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
捜査当局によると、タイン容疑者は21日、予め下見しておいた貴金属店「ホアンティン」に入り、他の客に気取られないよう、店主のブー・ハイ・ズオン氏に「金が必要だ。拒否すれば爆弾を爆発させる」という内容のメモを見せた。ズオン氏は隙を見て、爆弾の入ったかばんを奪い、店の外に投げ出したところ爆弾が爆発。タイン容疑者は何も奪わずに逃走したが、駆けつけた警察や通行人らによって取り押さえられた。
この爆発により、4人が負傷し病院に運ばれた。捜査当局は現在、爆弾の製造方法や詳しい動機など、事件の全容解明を急いでいる。