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ホーチミン市浸水防止計画管理センターの排水管理部はこのほど、同市の排水システム整備計画は進捗が遅れていると明らかにした。23日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
整備工事は現在のところ、市域面積の内、約30%の860キロ平方メートルの範囲までしか進んでおらず、同市の複数の地区は今後も引き続き浸水に見舞われる可能性が高いという。同センターは、計画の進捗に遅れが生じている要因について、一部の工事の請負業者入札で問題が発生したためと弁明している。
なお、過去10年間で同市の排水システム整備向け工事案件は172件が完了しており、実施場所は1区、3区、4区、5区、6区、8区、11区、タンビン区、タンフー区、フーニュアン区、ビンタイン区が中心となっている。これまでに浸水被害地区188か所の状況を改善し、2011年~2015年までに更に約100件の整備工事を実施していく方針。