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12月25日にフィリピン北島の南シナ海上で沈没したとされるベトナム航海総公社(ビナラインズ)が所有する貨物船「ビナラインズ・クイーン号」は、唯一救出された乗組員1人を除く、残り22人の乗組員と船体の行方が未だに掴めていない。ディン・ラ・タン交通運輸相は5日、在ベトナム日本国大使館を訪問し、日本側に対して、捜索活動の継続を求めた。5日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
在ベトナム日本国大使館の北野 充 公使と会談したタン交通運輸相は、これまでの日本側の捜索支援に謝辞を述べ、最先端の設備・技術を有する日本からの支援を引き続き要請したい意を表明した。
これに対して、北野氏は、乗組員と遺族に遺憾の意を表明し、行方不明者の捜索について出来る限りの支援を行うと述べた。更に、海上捜索・救助活動に関する人材育成分野でも支援していく方針を明らかにした。