グエン・タン・ズン首相はこのほど、診療法の施行指導政令を公布した。この政令には、医療施設の品質を評価・認定する組織として、ベトナム駐在の外国の企業や組織を新たに認めることが盛り込まれている。この品質評価・認定組織は、医療施設の機能や管理システムを向上させるためのコンサルティングなども行う。29日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
政令はまた、総合病院・専門病院・伝統医学病院に所属する医師への職業証明書の発給を2013年末までに完了する事、その他の医師については2015年末までに完了する事とし、この時期以降は職業証明書を所持する医師のみ診療行為に携わる事ができると規定している。
政令はさらに、2010年12月末までに営業許可期限が過ぎてしまった私立の医療施設や同施設で働く医師らについて、新たな許可を取得するまで営業を継続する事を認めている。