ホーチミン市にあるホアンミー病院で13日、胃の内視鏡検査を受けた中部高原地方ダクラク省在住のグエン・ズー・ティンちゃん(7歳)が、麻酔によるショックとみられる症状で死亡した。
ティンちゃんの家族によると、ティンちゃんには以前から腹痛の症状があったため、ホーチミン市に立ち寄ったついでに、12日に同市第一小児病院勤務のL医師の個人診療所で診察を受けたという。L医師が正確な診断のため内視鏡検査を勧めたため、翌13日家族はティンちゃんをホアンミー病院に連れていった。
同病院で麻酔注射を受け内視鏡検査を終えた後、ティンちゃんは酸素不足状態に陥り、医師らの救急処置を受けたにもかかわらず死亡してしまった。内視鏡検査の結果、ティンちゃんは胃うっ血だったことが判明したが、死亡の直接の原因は麻酔によるショックの可能性が高いとみられている。