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- 両国関係の深化に喜びを表明
- 共に関心のある分野での協力を促進
- 地域的・国際的フォーラムで密接に協力
就任後の初外遊先として10日から12日までの日程でチリを公式訪問したルオン・クオン国家主席は現地時間11日、盛大な歓迎式典の後にガブリエル・ボリッチ・フォント大統領との首脳会談に臨んだ。
両首脳は会談で、世界的に景気低迷が続いているにもかかわらず、両国間の経済・貿易協力が深まっていることなど両国関係の深化に喜びを表明した。また、ベトナムからチリへの駐在武官の常駐と、チリからベトナムへの農業参事官の常駐を評価し、これが両国間の国防協力のさらなる促進に貢献するとの共通認識を示した。
両首脳はまた、自由貿易、農業、持続可能な開発、再生可能エネルギー、科学技術、教育、観光、国防・安全保障など共に関心のある分野における協力を促進し、地域的・国際的なフォーラムで密接に協力し、相互に支援することで一致した。
双方は、協力拡大に資する法的枠組みを確保すべく、関連機関に対し、近い将来に両国関係を新たな高みに格上げするための準備を指導することで一致した。
会談後に共同宣言が採択されたほか、両国間の包括的パートナーシップをさらに強固にし、深化させるべく、国防・安全保障や農業、文化、貿易促進に関する協力文書が締結された。
チリは1971年にベトナムと外交関係を樹立した。同国はベトナムと外交関係を樹立した最初の南米の国として知られる。