2001年から2005年の5年間に公安が摘発した麻薬犯罪は、61478件(検挙者97423人)、押収品はヘロイン735,840kg、アヘン1,470kg、各種麻薬330,441kgであることが発表された。公安の撲滅キャンペーンの結果、ダオ・タン・マイ・フオン地区(ハノイ市)、タインニャン地区(ハノイ市)、グエンタイホック地区(イエンバイ省)、カウコー地区(ホーチミン市)、マーラン地区(ホーチミン市)、トゥームモン地区(ソンラ省)、ナ・ウ地区(ディエンビエン省)、フンロン地区(ゲアン省)などの麻薬汚染地域が一掃された。
麻薬汚染の度合いは地域差が顕著で、ロンアン省のように188市町村のうち75市町村(約39%)が麻薬事件を抱えている地域もあれば、ホーチミン市7区のように、麻薬汚染ゼロを達成した地域もある。同市7区は、カウ・ハン地区(麻薬汚染)、スオンヴァムケンテー地区(売春)、港湾地区(刑事事件多発)などさまざまな問題地区の解消にも成果を挙げている。