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シンガポール警察は5日午後、果物店から現金50万SGD(約4100万円)を盗んだ容疑でベトナム人2人を逮捕した。
逮捕されたのは、グエン・バン・ニャット容疑者(男・23歳)とゴ・クアン・フオック容疑者(男・35歳)の2人。2人は1日にシンガポールへ入国し、ベイフロント大通り(Bayfront Avenue)にあるホテルに宿泊していた。
2人の部屋を調べたところ、現金43万3000SGD(約3550万円)や、盗んだ現金で買ったと見られる財布や靴、カバン、ベルトを含むブランド品の数々を発見、証拠物件として押収した。
2人は5日午前1時30分ごろ、屋根の換気ダクトから店に侵入し、店内の金庫を壊して現金を盗んだと見られる。同店のオーナーによると、店員向けのボーナスなどとして金庫に大金を保管していたという。
警察は、2人が他の窃盗に関与している疑いがあるとして身柄を拘留し、取り調べを続けている。犯罪の専門家は、2人が窃盗のプロで、入念に準備し犯行に及んだものと見ている。有罪判決が下されれば、2人は禁固14年の重い量刑を言い渡される可能性がある。
※最終更新:2016年1月8日11:30 JST