1月12日午後7時30分ごろ、北中部タインホア省クアンソン郡チュンティエン村で、娘の誕生日プレゼントとして届いたCDプレーヤーが爆発し、父親が死亡する事件が発生した。
死亡したのはドー・フー・ティンさん(31歳)。事件当時、一緒にいた妻のドー・ティ・レさん(29歳)と娘のドー・ティ・トゥイちゃん(11歳)も負傷した。
目撃者の証言によると、事件発生前、ティンさん宅にトゥイちゃん宛の誕生日プレゼントが入った箱が届けられた。箱の中には小型のCDプレーヤーが入っており、ティンさんが聴いてみようと、コンセントにプラグを差した瞬間に爆発した。爆発音を聞いて近隣住民らがティンさん宅に駆け付けたが、ティンさんは既に死亡していたという。
同村人民委員会のマック・バン・ハイ主席は、「現在、警察と協力して、爆発の原因究明にあたっているが、プレゼントの中に爆弾が仕掛けられていた可能性が高いと見ている」とコメントした。
ティン夫妻は、同省ティエウホア郡の出身で、数年前に事業のため、チュンティエン村に引っ越してきたという。なお、負傷して病院に緊急搬送された妻と娘は、命に別状はなく、現在は回復に向かっているという。
※その後の発表で、プレゼントの宛名は7歳になる被害者の長男だったことが明らかになった。