メコンデルタ地方カントー市を流れるカントー川で、発泡スチロールの箱に入れられ水面を漂っているのを発見、救出された新生児の身元引受先が決まった。
新生児を迎え入れることになったのは、メコンデルタ地方ハウザン省在住のグエン・タイン・ホアンさん夫婦。ホアンさん夫婦は結婚8年目だが子宝に恵まれず、今回のニュースを知り、救出された新生児を養子にしたいと申し出ていた。ホアンさん夫婦は新生児にニャンタム(仁心)と名付けた。
地元当局は現在、この新生児の身元調査をしており、30日間以内に実の親が引き取りを申し出なければ、新生児はホアンさん夫婦と養子縁組の手続きを行い、出生届が出される予定。