(C) baochinhphu |
- 排ガスや粉じんに対する環境保護費を規定
- 排ガス測定なしの施設は年間固定額を徴収
- 排ガス測定ありの施設は固定額+費用徴収
政府はこのほど、排ガスや粉じんに対する環境保護費を規定する政令第153号/2024/ND-CPを公布した。同政令は2025年1月5日に施行される。
対象となるのは、製鉄、無機化学物質や無機肥料、化学農薬の生産、製油・石化、固形廃棄物処理、コークス生産、火力発電、セメント生産などを行う施設や、排ガスや粉じんを発生させるその他の施設。
排ガス測定が義務付けられていない施設の場合、年間300万VND(約1万8000円)の固定額を徴収する。
排ガス測定が義務付けられている施設の場合は、年間300万VND(約1万8000円)の固定額に加え、排出量に応じて、粉じんや窒素酸化物(NOx)は1t当たり800VND(約4.8円)、硫黄酸化物(SOx)は同700VND(約4.2円)、一酸化炭素(CO)は同500VND(約3.0円)を徴収する。
省・市の資源環境当局は、管轄地域内で排ガスや粉じんに対する環境保護費の徴収を担当する。徴収額の25%は徴収活動の費用に充てるために内部保留し、残る75%は国庫に納付しなければならない。