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- 医療用ガラス容器工場が完成、4月着工
- バイアルと医療用カートリッジを生産
- 本格的な稼働開始は25年1~3月期の予定
バイオ医薬品の製造などを手掛ける韓国ヒュオンス(Huons)グループで、化粧品や衣料品関連の副資材を製造するヒュM&C(Hu M&C)はこのほど、北部紅河デルタ地方タイビン省で建設していた医療用ガラス容器工場が完成したと発表した。
これに先立ち、同社は4月にタイビン工場の建設を開始していた。工場用敷地は約1.5haで、年6000万個のバイアルと8000万の医療用カートリッジの生産が可能だ。両製品の生産量は共に、ヒュM&Cの韓国工場における生産量の70%水準だという。
本格的な稼働開始は、2025年1~3月期の予定だ。同社のキム・ジュンチョル代表は「工場完成で生産能力を増強することにより、増加するニーズへの対応と安定的な供給が可能となる。新規顧客の創出と売り上げ伸長を目指す」と述べた。