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- インドネシア財閥系リッポーと覚書
- EV充電スタンドとタクシー乗り場設置で
- GSMはインドネシアでタクシー事業展開
V-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)とPTサインSMグリーン&スマート・モビリティ・インドネシア(PT Xanh SM Green And Smart Mobility Indonesia=Xanh SM Indonesia)は23日、インドネシアの不動産デベロッパー大手リッポー・カラワチ(Lippo Karawaci)との間で、EV向け充電スタンド開発協力に関する覚書(MOU)を締結した。
V-GREENは、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)のEV充電インフラ整備を手掛けている。一方、Xanh SM IndonesiaはVIC傘下のEV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)が手掛ける配車サービス「サインSM(Xanh SM)」のインドネシア版で、GSMは今月18日にインドネシアでタクシーサービスを開始した。
覚書によると、3社はリッポー・カラワチが開発した施設内でのV-GREENのEV向け充電スタンドと、GSMのタクシー乗り場の設置に向けて協力する。
V-GREENはこれに先立つ今月11日、多国籍企業プライムグループ(Prime Group)傘下のTCM Feasibility Studies Consultancies LLC(アラブ首長国連邦)との間で、EV向け充電スタンドの大量設置に関する協力覚書(MOU)を締結した。覚書によると、両社は今後3年間でインドネシアにビンファスト製EV向けの充電スタンド10万か所を設置することで協力する。投資総額は12億USD(約1870億円)の見込み。