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- 裁判所のIT化に向けたシステム導入
- 1区裁判所で内部管理システム初導入
- 業務効率化、公明性や利便性向上へ
ホーチミン市1区人民裁判所は2025年1月1日から、裁判所内部管理システムを導入する。これにより、同裁判所は同システムを導入する国内初の裁判所となる。
裁判所内部管理システムは、最高人民裁判所の指示に基づく裁判所のデジタル化(裁判手続きの電子化)の一環として導入されるもの。
電子裁判手続きでは、訴訟当事者が生体情報を使用してアカウントを開設。開設後、すべての通知や手続き、書類、示談結果、証拠書類などが当事者のアカウント上で更新される。これにより、当事者はいつでもどこでも訴訟に関する情報を確認できるとともに、裁判所の活動を随時監視して疑義があった場合は、裁判所トップらにクレームを申し入れることもできる。
電子裁判手続きの導入により、裁判所業務の効率化、公開性・透明性の向上、国民の利便性向上を目指す。また1区人民裁判所は、民事裁判および刑事裁判に関する書類や証拠を法廷内のスクリーンや訴訟当事者らに表示するための、サポートソフトウェアも導入した。