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- タイビン経済区でVSIPタイビン着工
- 敷地面積333.4ha、投資総額約290億円
- 約3万人の雇用創出、省の社会経済後押し
北部紅河デルタ地方タイビン省のタイビン経済区で26日、VSIPタイビン工業団地案件の着工式が開催された。政府本部の会場とオンラインでつないだ着工式には、ベトナムを公式訪問したシンガポールのローレンス・ウォン首相とファム・ミン・チン首相が出席した。
VSIPタイビン工業団地は同省タイトゥイ郡(huyen Thai Thuy)のアンタン村(xa An Tan)とトゥイチュオン村(xa Thuy Truong)に建設され、用地面積は333.4haとなる。同プロジェクトは2023年8月29日に首相から投資方針の承認を得た。
投資主はベカメックスIDC[BCM](Becamex IDC)とシンガポールのセムコープ(SembCorp)の合弁事業であるベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)が務める。投資総額は4兆9320億VND(約290億円)。
同工業団地が稼働を開始すれば、約3万人の雇用を創出するほか、タイビン省の社会経済を後押しすると期待されている。