![]() イメージ写真 ![]() |
- ホーチミンは7ランクアップで98位
- 1位NY、2位ロンドン、3位香港
- 東京は2ランクダウンで22位
第37回目の発表となるグローバル金融センター指数(GFCI)によると、ホーチミン市は前回から7つ順位を上げ、世界119都市中98位となった。
GFCIは、英シンクタンクのZ/Yenパートナーズと中国開発研究所がオンラインアンケートに回答した金融サービス専門家から集めたデータをもとに、世界の金融センターをランク付けしたもの。今回の調査では、世界119都市の金融センターが対象となっている。
世界トップ5の金融センターは、◇1位:ニューヨーク(米国)、◇2位:ロンドン(英国)、◇3位:香港、◇4位:シンガポール、◇5位:サンフランシスコ(米国)。東京は前回から2つ順位を下げて22位となった。
ホーチミン市は前回から+25ポイント上昇の654ポイントで、2022年に初めてランキング入りして以来、過去最高の順位となった。
同市は約20年前から国際金融センターの建設を計画しており、2024年末に政府が同案件の建設を承認した。2025年中に着工し、5年以内の完成を目指している。同案件は市の成長基盤となるだけでなく、外国直接投資(FDI)の誘致にも繋がると期待されている。
なお、この他の東南アジアの金融センターでは、クアラルンプール(マレーシア)、バンコク(タイ)、ジャカルタ(インドネシア)、マニラ(フィリピン)がそれぞれ51位、96位、97位、103位につけた。