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- 調査レポート「e-Conomy SEA 2024」
- 東南アジア主要6か国のデジタル経済調査
- 6か国とも2桁成長、フィリピンが首位
米グーグル(Google)とシンガポールのテマセク(Temasek)、米コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)が共同で実施・公表した調査レポート「e-Conomy SEA 2024」によると、ベトナムの2024年のデジタル経済規模(推定値)は前年比+16%増の360億USD(約5兆6000億円)に達し、東南アジア主要6か国の中で、インドネシアとタイに次ぐ3位となった。
このレポートは、◇インドネシア、◇マレーシア、◇シンガポール、◇フィリピン、◇タイ、◇ベトナムの東南アジア主要6か国のデジタル経済を調査したもの。
6か国はいずれも2桁成長となり、中でもフィリピンは+20%と、伸び率で首位に立った。他の5か国の伸び率は、タイが+19%、ベトナムとマレーシアが+16%、インドネシアとシンガポールが+13%と続いた。
2030年には、ベトナムのデジタル経済規模は900億~2000億USD(約14兆~31兆円)へと拡大し、インドネシアとタイに次ぐ3位となる見通しだ。
このほか、2024年のベトナム電子商取引(eコマース=EC)市場規模は前年比+18%増の220億USD(約3兆4000億円)、2030年には630億USD(約9兆8000億円)に拡大すると予想されている。