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- ノキア開発の「NaC」導入で協力
- 5Gネットワーク機能を開発者に提供
- モビフォンは11月に5G商業運用開始
携帯通信大手モビフォン(Mobifone)は10月29日、フィンランドの通信機器大手ノキア(Nokia)との間で、ノキアが開発したアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)プラットフォーム「ネットワークス・アズ・コード(Network as Code=NaC)」の導入に関する協力覚書を締結した。
通信事業者の第4・5世代移動通信システム(4G/5G)ネットワークを抽象化して利用できるようにするNaCは、5Gネットワークの知見が無いアプリケーション開発者でも簡単に5Gサービスネットワーク機能へのアクセスが可能となるプラットフォーム。
覚書によると、両社はNaC導入で協力。モビフォンはノキアの支援のもと、高度な5Gネットワーク機能をグローバルな開発者コミュニティに提供することでイノベーションを推進していく。
モビフォンのビン・トアン・バオ副社長は今回の協力について、「ノキアのNaCはネットワーク管理を効率化し、アプリケーションの導入プロセスを最適化する強力なソリューションになる」と歓迎した。
なお、モビフォンは11月中に5Gサービスの商業運用を開始する計画だ。